子どもと一緒にプラモデルを始めると、
「ちゃんと続くかな。」
「途中で飽きてしまわないかな。」
そんなことを考える方もいるかもしれません。
我が家も最初は同じでした。
今では、
「毎週作っているんですか?」
「そんな時間があるんですか?」
と聞かれることがあります。
でも実は、まとまった時間があるわけではありません。
平日は仕事をして、家事をして、子どもたちと過ごします。
休日も買い物や出かける予定が入ることがあります。
それでも今も親子でプラモデルを楽しめているのは、子どもたちも私も、「今日はここまで」で終われるようになったからでした。
最初は完成するまでやりたがっていた

プラモデルを始めたばかりの頃は、
「今日は完成させたい!」
という気持ちが子どもたちにもありました。
途中で終わることが、何となく物足りなかったのだと思います。
でも、長く作業を続けると集中力が切れてきます。
パーツを探すのに時間がかかったり、向きを間違えそうになったり。
そんな場面も何度かありました。
そこで無理に続けるのではなく、
「今日はここまでにしよう。」
と切り上げるようになりました。
「今日はここまで」が自然になった

何体か作るうちに、子どもたちにも少しずつ変化がありました。
今日はここまで。
疲れたら終わり。
分からないところだけ聞きに来る。
そんな作り方が自然と身についていきました。
最近では、
「今日はここまで。」
と自分から道具を片付けることもあります。
以前のように完成を急ぐことは少なくなりました。
その姿を見ていると、完成させることよりも、楽しみながら続けることの大切さを、子どもたちなりに感じているのかもしれないと思います。
完成より楽しみにしている時間がある

以前は、完成した瞬間が一番嬉しかったように思います。
もちろん今も、完成すると嬉しい気持ちは変わりません。
でも最近は、それまでの時間の方が楽しみになっています。
ダイニングテーブルにカッターマットを広げる時間。
ニッパーや紙ヤスリを並べる時間。
説明書を開いて、
「今日はどこまでやる?」
と話す時間。
子どもたちが自分のペースで作業を始める様子を眺める時間。
完成したプラモデルも嬉しいですが、
「また来週続きを作ろう。」
と話しながら片付ける時間の方が、今では印象に残っています。
「また作ろうか」が自然に出てくるようになった

以前は、
「時間ができたら作ろう。」
と考えていました。
でも今は違います。
「今日は少し時間があるから、少しだけ作ろうか。」
そんな言葉が自然に出てくるようになりました。
少しだけ始めて、少しだけ進める。
気づけば、
「今日は少しだけ。」
が我が家では当たり前になっていました。
プラモデルは、特別な趣味ではなく、暮らしの中にある楽しみへと変わっていったのです。
まとめ

親子でプラモデルを長く楽しめている理由は、特別な時間があるからではありません。
子どもたちも私も、
「今日はここまで。」
と区切れるようになったこと。
完成までの何気ない時間を、一緒に楽しめるようになったこと。
その積み重ねが、今も親子でプラモデルを続けられている理由だと思っています。
ダイニングテーブルの上には、今日も完成していないプラモデルがあります。
でも我が家では、それで十分です。
「今日はここまで。」
そう言って片付ける日があるから、
「また作ろうか。」
が自然と続いています。

