HSPの私が選んだ“ちょうどいい今”

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結論:治療中でも、自分らしく暮らせてる

私はいま、適応障害の治療中です。体調には波があって、毎日100%元気というわけじゃありません。

それでも、少しずつ「ちょうどいい暮らし方」が見えてきました。

無理に前みたいに働かなくていい。人に合わせすぎなくていい。

繊細な自分にフィットするペースで生きていく。

今はそんな風に、自分との付き合い方を見直しているところです。

適応障害と向き合いながらの日々

小さなことで心がザワつく

人の声、視線、ちょっとした言葉のトゲ。

どれも強く反応してしまって、気づけば心がすり減っている

そんな毎日が続いていました。

30代に入ってからは、その波が大きくなりすぎて、仕事中に涙が出たり、家でも何も手につかなくなったり。

心療内科を受診して「適応障害」と診断されたときは、正直ショックもありました。

でも、「ちゃんと理由があったんだ」とホッとした気持ちもありました。

治療中の今、やっていること

  • 定期的な通院とカウンセリング
  • 毎日の服薬
  • 気分が沈んだ日は、1日何もしないこともOKに。

以前は「これじゃダメだ」と自己嫌悪していましたが、今は「それでもOK」と思えるようになってきました。

静かな時間と、ちょうどいい仕事

今の働き方

今も製造業の現場でフルタイム勤務を続けています。職場には、私が適応障害の治療中であることを報告済みです。つらい時は早退させてもらうこともあります。周りに理解者をつくるだけでも、本当に心が軽くなります。

それでも音や人の気配には敏感に反応してしまうことが多く、仕事後はかなり消耗します。

だからこそ、帰宅後は必ず「ひとりで静かに過ごす時間」を確保するようにしています。

  • 家族が寝た後に、音楽を小さく流しながらぼーっとする
  • ゆっくり湯船につかる

「暮らしの整え」が心を守ってくれる

心が落ち着く空間、物、人を自分なりに見直しています。

  • 光がやわらかい間接照明にする
  • 人とのLINEも“返せる時だけ”にする
  • 苦手な場所(混雑したスーパーなど)は避ける

こういうちょっとしたことを積み重ねるだけで、驚くほど気持ちが軽くなります。

自分のペースで進む、これから

「ずっとこのままなのかな」と不安になることもあります。

でも、焦っても空回りするだけでした。

だから今は、「できることから少しずつ」を大事にしています。

これからやっていきたいこと

  • 在宅でできる仕事を増やす(ライターやブログなど)
  • 自分に合う転職先を探す(静かな環境、プレッシャーの少ない職場)
  • 心のペースを崩さずに働ける方法を探す
  • 家族と自然体で過ごせる時間をもっと大切にする

大きなことじゃなくていい。

でも、「今日をちゃんと過ごせたな」って思える日が、少しずつ増えていけばいい。

HSPという気質を知って

HSPという気質に気づいてから、私は「もっと深く知ってみよう」と思い、本や記事を通じて少しずつ学びを深めてきました。

「今までの生きづらさには、ちゃんと理由があったんだ」と思えたとき、ふっと心が軽くなったのを覚えています。

今もHSPについて勉強中ですが、知れば知るほど、「無理して合わせてきた過去の自分」に優しくなれるようになってきました。

まだ回復途中ではありますが、日々の中で「自分にちょうどいい暮らし方」が少しずつ見えてきています。

焦らず、無理せず、一歩ずつ。そんな生き方もあるんだと、この記事が誰かの心に届いたらうれしいです。

今の自分も、それでいい。

焦らなくても、比べなくても大丈夫。 今日をなんとか過ごせたあなたも、きっとよく頑張ってます。

繊細な気質を持つHSPにとって、毎日は刺激が多すぎるもの。

適応障害という診断を受けたことで、私はようやく「無理をしない」ことの大切さに気づくことができました。

そして今、

  • 小さな安心を感じられる瞬間
  • 静かな時間を持てること
  • 心がほっとする暮らし

それがあるだけで、「ちゃんと生きてる」と思えます。

今の自分も、悪くない。

このブログが、どこかで同じように頑張ってる誰かにとって、小さなヒントになりますように。

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