探す時間を減らしたくて、プラモデルの道具を「見える収納」に変えた

プラモデルを始めた頃は、道具はそれほど多くありませんでした。

ニッパーやヤスリを使い終わると、プラモデルの箱の中へ一緒にしまいます。

次に作るときは、その箱を開ければ始められる。

最初はそれで十分でした。

でも、少しずつ工具が増えていくと、以前と同じようにはいかなくなりました。

新しいヤスリ。

デザインナイフ。

ピンセット。

気づけば「どこにしまったかな」と探すことが増えていました。

探す時間は長くありません。

ほんの数秒です。

それでも、その数秒が積み重なると、趣味を始めるまでの小さなハードルになっていました。


目次

道具が増えるほど、「少しだけ」が始めにくくなりました

私が趣味に使える時間は、毎日たくさんあるわけではありません。

仕事が終わり、夕飯を食べ、家族との時間を過ごし、一日の準備がひと通り終わったあと。

「今日は30分だけ作ろう。」

そんな日も少なくありません。

だからこそ、すぐに始められることが大切でした。

以前は作業を始める前に、

「ニッパーはどこだったかな。」

「紙ヤスリは引き出しだったかな。」

そんな小さな確認をしていました。

ほんの数秒です。

でも、その数秒で手が止まることがあります。

「今日はやめておこうかな。」

そう思ってしまう日もありました。


まずはワイヤーネットから始めました

収納を一度に作り替えたわけではありません。

最初に用意したのは、ワイヤーネットでした。

ホームセンターや収納用品売り場へ行くたびに、

「こういう使い方もできるんだ。」

と少しずつ参考にしながら、自分なりに形を作っていきました。

最初から完成形は思い描いていません。

使ってみて、不便なら変える。

また使ってみる。

その繰り返しでした。

最初に取り入れたワイヤーネット。収納用品売り場を参考にしながら、必要なものだけを少しずつ追加していきました。


少しずつ、自分に合った収納へ変わっていきました

ワイヤーネットを使うようになってから、有孔ボードも取り入れました。

さらに、小物を分けるためのケースを追加しました。

収納用品を増やしたかったわけではありません。

毎日使う道具だけは、迷わず手に取れるようにしたかったのです。

ニッパー。

紙ヤスリ。

ピンセット。

その日の作業によって使う道具は変わります。

だから全部を見えるようにしたわけではありません。

よく使うものだけは、考えなくても手が届く場所へ。

それだけで十分でした。

もちろん、今でもたまに

「あれ、どこにしまったかな。」

と思うことはあります。

でも、それは毎日使う道具ではありません。

作業を始めるための道具は、迷わなくなりました。

使用頻度の高い工具は、有孔ボードにまとめています。探す時間を減らし、すぐに作業へ取りかかれるようにしました。


「すぐ始められる」が、一番大きな変化でした

収納を変えて一番良かったことは、部屋がきれいになったことではありません。

作業を始めるまでの時間が短くなったことです。

一日の準備が終わったあと。

作業机へ座る。

ニッパーを取る。

説明書を開く。

そのまま作業を始められる。

考えることが減ると、不思議と趣味を始めることも苦にならなくなりました。

現在の収納です。まだ完成ではありませんが、毎日使う道具は数秒で手に取れるようになりました。


趣味と一緒に、収納も少しずつ育ってきました

SNSを見ると、とてもきれいな作業部屋を見かけます。

きっと時間をかけて作り上げたのだと思います。

でも、私の収納はまだ完成していません。

ワイヤーネットから始まり、

有孔ボードを追加し、

ケースを増やし、

少しずつ今の形になりました。

これからも変わっていくと思います。

趣味が変われば、必要な道具も変わるからです。

だから収納も、一度で完成させる必要はないと思っています。


おわりに

収納を変えたことで、趣味の時間が増えたわけではありません。

でも、趣味を始めるまでの時間は確実に短くなりました。

たった数秒のことかもしれません。

それでも、その数秒のおかげで、

「今日は少しだけ作ろう。」

と思える日が増えました。

趣味を続けるために必要だったのは、立派な収納ではありませんでした。

考えなくても始められる環境。

私にとっては、それが一番大きな変化でした。

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