夜を「やること」で埋めるのをやめたら、自分で使える時間が少し増えました

「これも今日のうちにやっておこう。」

以前の私は、夜になるとそんなことをよく考えていました。

夕食後の食器を片付ける。

部屋を少し片付ける。

目についたものを元の場所へ戻す。

一つひとつは、それほど時間がかかることではありません。

でも、一つ終わると、また別のことが気になります。

「これも今日のうちに。」

そうしているうちに、気付けば寝る時間になっていました。

やるべきことは終わった。

でも、自分の時間はほとんど残っていない。

そんな夜が何度もありました。

あなたも、「今日のうちに」と思っているうちに、夜が終わってしまったことはありませんか。

私はあるときから、「今日やること」を少し減らすようになりました。

すると、夜の過ごし方が少しずつ変わっていきました。


目次

夜になると、自分で「やること」を増やしていました

仕事から帰ってくると、夜にもやることがあります。

夕飯。

食器。

片付け。

家族との時間。

以前は、できるだけその日のうちに終わらせたいと思っていました。

誰かから、

「今日中にやって。」

と言われていたわけではありません。

自分の中で、

「今日できるなら、今日やっておこう。」

そう考えていただけでした。

でも、それを続けていると、夜はなかなか終わりません。

食器を片付けたら、次は部屋が気になる。

そこを片付けたら、また別のものが目に入る。

やることを一つ減らしているつもりなのに、自分で次の「やること」を見つけていました。

今思えば、家事だけが原因ではなかったのだと思います。

「時間があるなら、何かしておこう。」

そんな考え方そのものが、夜の余裕をなくしていました。


「明日でも困らない」と思えるようになりました

少しずつ、考え方を変えるようになりました。

食器を翌朝に回す日があってもいい。

片付けも、明日でいい日があります。

もちろん、毎日そのままにしているわけではありません。

その日の疲れ具合や、翌日の予定によって変わります。

時間があればやる。

疲れているならやめる。

明日でも困らないなら、明日にする。

それくらいです。

「これは今日やる。」

「これは明日にする。」

と、新しいルールを作ったわけでもありません。

むしろ、

「今日やらなければ」というルールを少し減らした。

そんな感覚に近いと思います。

以前は、家事そのものも「全部終わらせてから休むもの」だと思っていました。

その考え方を変えたときのことは、こちらの記事で書いています。

家事を全部終わらせるのをやめたら、毎日に少し余裕ができました


空いた時間まで、何かで埋めなくてもいい

やることを減らすと、夜に少し時間が残るようになりました。

その時間でプラモデルを作る日があります。

家族と過ごす日もあります。

でも、毎回何かをしているわけではありません。

疲れている日は、早く寝ます。

以前なら、

「せっかく時間ができたから、何かしよう。」

と思っていたかもしれません。

でも、それでは空いた時間を、また別の「やること」で埋めているだけでした。

今は、

「今日は寝よう。」

という日があってもいいと思っています。

自分の時間というと、趣味をしたり、好きなことを楽しんだりする時間を想像していました。

でも、疲れているなら休む。

何もしない。

早く寝る。

それも、自分のために使う時間でした。


早く寝たら、朝の方がはかどる日もありました

疲れていたある日、夜にやろうと思っていたことをやめて、いつもより早く寝ました。

すると翌朝、いつもより早く目が覚めました。

家の中はまだ静かです。

夜の疲れた状態とは違い、頭もすっきりしていました。

せっかくなので、前日にできなかったことを少しやってみました。

すると、思っていた以上にはかどりました。

そのとき、

「夜に全部やらなくてもいいんだ。」

と改めて思いました。

もちろん、早く寝れば毎回早起きできるわけではありません。

朝に全部やればいい、と考えているわけでもありません。

疲れているなら、そのまま長く寝る日もあります。

ただ、疲れたまま夜に無理をして続けるより、一度休んだ方が動きやすい日もある。

それが分かっただけでも、私には十分でした。

時間そのものを増やしたわけではありません。

その日の自分に合った使い方を選ぶようになっただけでした。


「今日はやらない」も選べるようになりました

今でも、食器をその日のうちに片付けることはあります。

部屋を片付ける日もあります。

反対に、

「今日はもういいかな。」

と思って、そのままにする日もあります。

「これは必ず今日やる。」

「これは絶対に明日にする。」

そんなルールを決めているわけではありません。

趣味をしたければ趣味をする。

家族と過ごしたければ一緒に過ごす。

疲れていれば寝る。

その日の自分や家族の様子を見ながら決めています。

大切だったのは、やらないことを決めることではありませんでした。

「今日はやらなくてもいい」という選択肢を持つことでした。

全部やるか。

全部やらないか。

その二つではありません。

今日はやる。

今日はやめる。

明日にする。

そんなふうに選べるようになったことで、夜の時間に少し余裕が生まれました。


空いた時間を、家族に使える日も増えました

夜の時間を全部「やること」で埋めなくなると、もう一つ変わったことがありました。

子どもから、

「遊ぼう。」

と言われたときです。

以前なら、

「ちょっと待って。」

と答えることがよくありました。

片付けが終わってから。

これをやってから。

あと少しだけ。

そのつもりでも、気付けば時間が過ぎていました。

今は、やることを途中で区切れるようになったことで、

「いいよ。」

と答えられる日も増えました。

一緒にテレビゲームをするのは30分ほどです。

決して長い時間ではありません。

でも、その30分があるだけで、一日の終わり方は少し違います。

やることを減らしたことで増えたのは、私一人の時間だけではありませんでした。

誰と、どう過ごすかを選べる時間も増えたのだと思います。

この変化については、こちらの記事でも書いています。

「ちょっと待って」が減ったら、親子の時間が少し変わりました


まとめ|夜を全部「やること」で埋めなくてもいい

以前の私は、一日が終わるまでに、できるだけ多くのことを終わらせようとしていました。

食器を片付ける。

部屋を片付ける。

気になったことを終わらせる。

それが終わったら、自分の時間にしよう。

そう考えていました。

でも、やることを全部終わらせようとすると、夜の時間まで全部使い切ってしまいます。

今は少し違います。

明日でも困らないなら、明日にする。

元気なら、趣味を楽しむ。

子どもと過ごしたいなら、一緒に過ごす。

疲れているなら、早く寝る。

何もしない日があってもいい。

やることを減らして生まれたのは、単なる空き時間ではありませんでした。

「今日はどう過ごそう。」と、自分で選べる時間でした。

全部を今日終わらせなくても、一日はちゃんと次へ続いていきます。

あなたが今夜、「今日はやらなくてもいい」と思えることはありますか。

一つ減らしたその時間を、

好きなことに使ってもいい。

家族と過ごしてもいい。

早く寝てもいい。

何もしなくてもいい。

私に必要だったのは、時間を増やすことではありませんでした。

夜の時間を、全部「やること」で埋めないこと。

その小さな変化で、自分のためにも、家族のためにも使える時間が少し増えました。

そして今は、

全部終わった一日よりも、

「今日はこれで十分。」

そう思って終われる一日の方が、私にはちょうどいいのだと思っています。

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