「洗い物が終わったら休もう。」
「洗濯物を畳んだら、自分の時間にしよう。」
以前の私は、そんなふうに考えていました。
でも、家事は終わりません。
洗い物が終われば、洗濯物があります。
洗濯物を畳めば、翌日の準備。
気が付けば、一日が終わっていました。
「今日も何もできなかったな。」
そう思う日も少なくありませんでした。
あなたも、「家事が終わったら好きなことをしよう」と思いながら、結局その時間が作れなかった日はありませんか。
私も、その繰り返しでした。
家事は、終わるものではありませんでした
子どもが生まれてから、毎日は本当にあっという間です。
仕事から帰る。
夕飯を食べる。
洗い物をする。
お風呂に入る。
子どもの学校の準備をする。
気が付けば夜になっています。
一つ終われば、また次の家事があります。
だから以前の私は、
「全部終わってから休もう。」
そう思いながら動き続けていました。
でも、その「全部終わる日」は一度も来ませんでした。
家事は終わるものではなく、毎日続いていくものだったのです。
あなたの家にも、「今日じゃなくても困らない家事」はありませんか。
洗い物を翌朝にした日、少し気持ちが変わりました

きっかけは、本当に小さなことでした。
ある日、夕食のあと。
疲れていた私は、洗い物を翌朝に回すことにしました。
以前なら、
「今日のうちに終わらせなきゃ。」
そう思っていたはずです。
少しだけ罪悪感もありました。
でも翌朝やってみると、困ったことは何もありませんでした。
もちろん、翌日の予定に余裕がある日だけです。
毎日そうしているわけではありません。
それでも、
「今日じゃなくても大丈夫なこともある。」
そう気付けたことは、私にとって大きな変化でした。
でも、一番うれしかったのは、家事が減ったことではありません。
その日、子どもから
「遊ぼう。」
と言われたとき、
「ちょっと待って。」
ではなく、
「いいよ。」
と答えられたことでした。
一緒にテレビゲームをした時間は20分ほど。
特別なことではありません。
でも、ゲームが終わったあとに、
「またやろうね。」
と笑ってくれた子どもの顔は、今でもよく覚えています。
洗い物は翌朝でもできました。
でも、あの20分は、その日しかありませんでした。
「今日やらなければ」と思っていることの中に、本当は明日でも大丈夫なことはないでしょうか。
洗濯物は、畳まない日があってもいい
もう一つ変えたことがあります。
それは、洗濯物です。
以前は、
乾いたら、その日のうちに畳んでいました。
でも今は、
畳まない日もあります。
翌日に回すこともあります。
最初は少し気になりました。
でも、不思議なことに生活は困りませんでした。
家族から何か言われることもありません。
全部を完璧に終わらせることより、
家族と笑って過ごす時間の方が大切だと思えるようになりました。
全部きれいに終わらせることと、家族と笑って過ごすこと。あなたなら、今日はどちらを優先したいですか。
空いた時間は、好きなことに使いました

家事を少しだけ後回しにしたことで生まれた時間で、何か特別なことをしたわけではありません。
子どもとテレビゲームをする。
少しだけプラモデルを作る。
コーヒーを飲みながらゆっくり過ごす。
どれも長い時間ではありません。
10分。
20分。
それくらいです。
でも、その少しの時間があるだけで、一日の終わり方は変わりました。
趣味を楽しめた日は、
気持ちが少しリセットされます。
家族と笑って過ごせた日は、
「今日はいい一日だったな。」
そう思って眠れることが増えました。
趣味は、人それぞれです。
読書でも、
DIYでも、
散歩でも、
植物を育てることでもいいと思います。
大切なのは、
「自分が好きだと思える時間」を持つことでした。
あなたにとって、「今日は楽しかった」と思える10分は、どんな時間ですか。
それでも、やると決めていることもあります
もちろん、
全部を翌日に回しているわけではありません。
例えば、ゴミ出しです。
これは、その日のうちに準備します。
翌日に回せないことだからです。
全部を頑張るのではなく、
何を優先するかを決める。
それだけで、気持ちはずいぶん楽になりました。
あなたなら、「今日はこれだけはやる」と決める家事は何ですか。
家事は100点じゃなくても、暮らしはちゃんと回りました
私は家事を減らしたかったわけではありません。
家事に追われる毎日を減らしたかっただけでした。
家事は、暮らしを支える大切な時間です。
でも、
家族と笑う時間も、
好きなことを楽しむ時間も、
同じくらい大切な暮らしの一部でした。
以前は、
家事は全部終わらせるものだと思っていました。
でも実際には、
100点を目指さなくても暮らしは回っていました。
洗い物を翌朝に回す日があってもいい。
洗濯物を畳まない日があってもいい。
その代わりに、
子どもと遊ぶ時間ができる。
趣味を楽しむ時間ができる。
そんな時間も、暮らしには必要でした。
まとめ|少し力を抜いたら、毎日が少し好きになりました
以前の私は、
「全部終わってから好きなことをしよう。」
そう思っていました。
でも、その「全部終わる日」は来ませんでした。
だから今は、
全部終わるのを待つのではなく、
今日じゃなくても困らないことは、明日に回す。
そう考えるようになりました。
もちろん、
毎日そうできるわけではありません。
忙しい日もあります。
思うようにいかない日もあります。
それでも、
家事は100点じゃなくても、
暮らしはちゃんと回っていました。
その少しの余裕があるからこそ、
子どもから「遊ぼう。」と言われたときに笑って応えられる。
趣味で気持ちをリセットして、また明日も頑張れる。
そんな毎日が少しずつ増えていきました。
私は、家事を手放したかったわけではありません。
家事のために暮らすのではなく、暮らしのために家事をしたかった。
今は、そう思っています。
あなたの毎日の中にも、「今日じゃなくても大丈夫な家事」はありませんか。
その10分が、
家族との時間になるかもしれません。
好きなことを楽しむ時間になるかもしれません。
あるいは、何もしないでゆっくり休む時間になるかもしれません。
家事は大切です。
でも、家事だけが暮らしではありません。
あなたにとって「100点の家事」ではなく、「ちょうどいい暮らし」は、どんな毎日でしょうか。
その答えを少しずつ見つけていくことが、忙しい毎日を、自分らしく楽しむ第一歩なのだと思います。

