子どもとプラモデルを始めたら、休日の過ごし方が少し変わった

目次

「今日は何をしようか。」

休日になると、家族でそんな話をすることがあります。

公園へ行く日。

買い物へ出かける日。

家でゆっくり過ごす日。

ある休日、子どもたちに聞いてみました。

「一緒にプラモデルを作ってみる?」

正直、その日は一度作って終わると思っていました。

それが、休日の楽しみの一つになるなんて考えてもいませんでした。

家族で過ごした休日の中で、あとから思い返すのは、どんな一日でしょうか。

私にとって、その日は今でもよく思い出す休日の一つになっています。


「好きなもの」を自分で選びました

最初に作るプラモデルを選んだのは、子どもたち自身です。

娘はリザードン。

息子はルカリオ。

私は「初めてなら作りやすいものがいいかな」と考えていました。

でも、子どもたちは迷いませんでした。

「これが作りたい。」

その気持ちで選んでいました。

その姿を見て、最初から難易度ばかりを気にしなくてもいいのかもしれないと思いました。

もちろん、最後まで作れる難しさかどうかは大切です。

それでも、子ども自身が、

「これを作ってみたい。」

と思えることも、同じくらい大切でした。

箱を開ける前から楽しそうにしている姿を見て、「これでよかったんだ」と思いました。

私自身も、20年ぶりにプラモデルを再開するときは、不安ばかりでした。

でも、子どもたちは迷わず「好き」を選んでいました。

その姿を見て、私の方が勇気をもらったように思います。

関連記事:

20年ぶりにプラモデルを再開して分かった。昔と同じようには楽しめなかった


気付けば、部屋の中は静かでした

正直に言うと、少し心配していました。

「途中で飽きないかな。」

「難しくて嫌にならないかな。」

そんなことを考えていました。

でも、その心配は少しずつなくなっていきました。

説明書をめくる音。

ニッパーでパーツを切る音。

「これで合ってる?」

そんな小さな声だけが聞こえます。

気付けば、部屋の中は驚くほど静かでした。

子どもたちは、それぞれ自分のプラモデルに夢中になっていたのです。

私はその隣で、自分のプラモデルを作っていました。

同じテーブルに座っていても、それぞれが自分の作業に集中している。

その時間が、とても心地よく感じました。

完成したプラモデルだけではなく、この静かな時間そのものが、今でも印象に残っています。

その日から、

「完成すること」だけではなく、

「一緒に過ごす時間」

も大切にするようになりました。

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「今日はここまで。」親子でプラモデルを長く楽しめるようになった理由


手伝ったのは、本当に少しだけでした

子どもたちが難しそうにしていたのは、

ヤスリを使うところ。

細かいシールを貼るところ。

そのくらいでした。

あとは説明書を読みながら、自分たちで考えて進めていきます。

親としては、

「ここは手伝った方が早いかな。」

と思う場面もあります。

以前なら、先に手を出していたかもしれません。

でも今回は、少しだけ待ってみました。

すると、

説明書を見る。

パーツを探す。

向きを確かめる。

自分で考えながら、少しずつ完成へ近づいていきます。

「一人でできることが増えているんだな。」

そう感じました。

親が全部やるよりも、少し待つことで見えてくる成長もありました。


「できた!」の一言がうれしかった

しばらくすると、

「できた!」

という声が聞こえました。

完成したプラモデルを大切そうに持って、子どもたちは家族のところへ見せに行きます。

「見て!」

「できたよ!」

その表情を見て、私もうれしくなりました。

完成したプラモデルも、もちろん大切です。

でも、私が見ていたのは模型そのものではありませんでした。

「自分でできた。」

そんな気持ちが伝わってくる、子どもたちの表情でした。

少し前までなら手伝っていたことを、自分でできるようになっている。

プラモデルを一緒に作ったことで、普段の生活では気付きにくい成長を見ることができました。

【実写真を入れるならここ】

実際に子どもたちが完成させたプラモデル。作品そのもの以上に、「自分でできた」と喜んでいた姿が印象に残っています。


休日の楽しみが、一つ増えました

作り終わったあと、子どもたちはもう次の話をしていました。

「次はこれを作りたい。」

その言葉を聞いて、少しうれしくなりました。

一度きりで終わると思っていた時間が、次の楽しみにつながっていたからです。

最初に作ったリザードンとルカリオも、今でも残っています。

リザードンはその後、子どもから「塗装してほしい」と言われ、現在は塗装に向けて少しずつ下処理を進めています。

完成したら終わりではなく、あとから手を加えたり、また一緒に楽しんだりできる。

そんなところも、プラモデルを親子で続けていて面白いと感じるところです。

子どもたちが最初に作ったリザードンとルカリオ。リザードンは「塗装してほしい」と頼まれ、現在は塗装に向けて下処理を進めています。

それまでは、趣味は一人で楽しむものだと思っていました。

でも今は少し違います。

同じテーブルに座って、

それぞれ説明書を見て、

分からないところがあれば一緒に考える。

そして、完成したら一緒に喜ぶ。

そんな楽しみ方もあることを知りました。

休日の過ごし方が、大きく変わったわけではありません。

毎週プラモデルを作るわけでもありません。

出かける日もあれば、家でゲームをして過ごす日もあります。

その中に、

「一緒に何かを作る。」

という選択肢が一つ増えました。

それだけでも、「家で過ごす休日」が以前より少し楽しみになりました。


プラモデルを通して、子どもの成長を見るようになりました

親子でプラモデルを作り始めてから、作品が増えたこと以上に感じていることがあります。

それは、

子どもが自分でできることに気付く機会が増えたことです。

説明書を読む。

必要なパーツを探す。

間違えたら、もう一度確認する。

完成するまで自分で進めてみる。

大人から見れば小さなことかもしれません。

でも、その一つひとつを自分でやっている姿を見ると、

「こんなこともできるようになったんだ。」

と気付かされます。

親が教えるつもりで始めたプラモデルでした。

でも実際には、私の方が子どもたちから気付かされることも多かったように思います。


おわりに

子どもと一緒にプラモデルを始めて変わったのは、休日の過ごし方だけではありませんでした。

子どもの成長を感じる時間が増えました。

同じものを見て、一緒に喜ぶ時間が増えました。

そして、家族で過ごした何気ない休日が、少しずつ思い出になっていきました。

休日は、遠くへ出かけた日だけが特別なのではないのかもしれません。

家の中で、

同じテーブルに座って、

それぞれ好きなものを作って、

同じことで笑う。

そんな一日も、あとから振り返れば大切な休日になります。

私が今でもよく思い出すのは、完成したプラモデルだけではありません。

説明書を見ながら黙々と作っていた子どもたちの姿。

そして、

「できた!」

と笑顔で見せに来てくれた、あの表情です。

プラモデルを作ったことよりも、

家族で同じ時間を過ごしたこと。

それが、私にとって一番大切な休日の思い出になりました。

最近は、子どもから「遊ぼう」と言われたときの時間についても、以前より考えるようになりました。

家事や自分のやりたいこともあります。

それでも、今しかない時間を少しだけ優先してみる。

そんな暮らし方について、こちらの記事に書いています。

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子どもとプラモデルを始めて気付いた。大人が思っている以上に、子どもは一人でできる

最初は、「難しいところは親が手伝わないと」と思っていました。

でも実際に一緒に作ってみると、子どもは説明書を読み、自分で考えながら、思っていた以上に一人で進めていきました。

親が手を出しすぎず、少し待ってみたことで気付いた子どもの成長について書いています。


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