「ちょっと待って」が減ったら、親子の時間が少し変わりました

以前の私は、子どもから

「遊ぼう。」

と言われるたびに、

「ちょっと待って。」

と答えることがよくありました。

洗い物をしてから。

片付けをしてから。

自分がやろうと思っていたことを終わらせてから。

遊びたくなかったわけではありません。

「これが終わったら遊ぼう。」

そのつもりでした。

でも、ひとつ終わると、また次にやることが見つかります。

気付けば思っていたより時間が経っていて、そのまま一日が終わることもありました。

子どもは待ってくれていました。

でも今振り返ると、私が思っていた「ちょっと」は、ずいぶん長かったのかもしれません。


目次

「やることを終わらせてから」と考えていました

以前の私は、家事や自分のやることを終わらせてから、子どもと遊ぼうと考えていました。

家事が終われば、翌日の準備。

片付けをすれば、また別の気になることが見つかる。

暮らしている以上、やることが完全になくなる日はほとんどありません。

それなのに私は、

「全部終わったら、自分の時間や家族との時間にしよう。」

と考えていました。

今なら、それではなかなか順番が回ってこないのも分かります。

「遊ぼう」と言われても、

「これだけ終わらせてから。」

「あと少しだけ。」

そうしているうちに、「あとで」がどんどん後ろへ延びていました。


家事を全部終わらせるのをやめました

変わったきっかけは、大きな出来事ではありません。

少しずつ、家事に区切りをつけるようになったことでした。

全部を今日中に終わらせるのではなく、

「これは今日やらないと困るのか。」

と考える。

今日やる必要があるものはやる。

明日でも困らないものなら、今日はここまでにすることもあります。

家事をやめたわけではありません。

「全部終わらせてから次へ進む」という考え方を、少し変えただけです。

この考え方については、こちらの記事で詳しく書いています。

家事を全部終わらせるのをやめたら、毎日に少し余裕ができました

家事に区切りをつけられるようになると、少しずつ変わったことがありました。

子どもに「遊ぼう」と言われたときです。


「ちょっと待って」ではなく、「いいよ」と答えられる日が増えました

以前なら、

「遊ぼう。」

と言われても、

「ちょっと待って。」

と答えていました。

今は、

「いいよ。」

と答えられる日が増えました。

一緒に遊ぶのは、テレビゲームが多いです。

30分くらい遊ぶだけの日もあります。

決して長い時間ではありません。

それでも、一緒に遊んで楽しそうにしている様子を見ると、

「この30分でよかったんだ。」

と思えるようになりました。

以前の私は、家族との時間を作るにも、ある程度まとまった時間が必要だと思っていたのかもしれません。

でも、実際にはそうではありませんでした。

30分ゲームをする。

少し話をする。

一緒に何かをする。

長い時間を用意できなくても、その時間にちゃんと一緒にいられれば、それでいい。

子どもとプラモデルを作るようになったことも、そんな親子の時間のひとつです。

子どもとプラモデルを始めたら、休日の過ごし方が少し変わった


大切だったのは、長い時間を作ることではありませんでした

以前は、

「子どもとの時間を大切にしよう。」

と考えると、どこか大げさに捉えていたところがあります。

まとまった時間を作らなければいけない。

どこかへ出かけなければいけない。

何か特別なことをしなければいけない。

でも、普段の暮らしの中で必要だったのは、そういうことだけではありませんでした。

子どもから「遊ぼう」と言われたときに、

「ちょっと待って。」

ではなく、

「いいよ。」

と答える。

それだけでも、一緒に過ごせる時間は増えます。

私が減らしたかったのは、家事そのものより、家族との時間を「あとで」にすることだったのかもしれません。


家事はあとからできます。でも、同じ時間は戻ってきません

もちろん、いつでも子どもの誘いを優先できるわけではありません。

その日にやらなければいけないこともあります。

疲れていて、一緒に遊べない日もあります。

だから、「子どもに誘われたら必ず遊ぶ」と決めているわけではありません。

ただ、

今やらなくても困らないことと、今だからできること。

その二つが重なったときには、できるだけ後者を選びたいと思うようになりました。

家事なら、あとからできることがあります。

片付けも、明日に回せることがあります。

でも、今日の子どもと過ごす時間を、明日にそのまま移すことはできません。

この先、子どもとの過ごし方がどう変わっていくかは分かりません。

それでも今、「遊ぼう」と言ってくれる時間を、できるだけ後回しにしたくないと思っています。


暮らしの優先順位が少し変わりました

この変化は、家事をしなくなったという話ではありません。

家族の時間だけを最優先するようになったわけでもありません。

変わったのは、

そのとき何に時間を使いたいのかを、自分で選ぶようになったこと。

だと思います。

家事をする日もあります。

自分の好きなことをする日もあります。

何もせず休む日もあります。

そして、子どもと遊ぶ時間を選ぶ日もあります。

全部を同じ日に完璧にやるのではなく、その日の暮らしに合わせて選ぶ。

そう考えられるようになってから、「やること」に追われる感覚も少し変わりました。

私がNAVA BASEで考えている「暮らしを少しシンプルにする」ということも、物を減らすことだけではありません。

毎日の小さな面倒や「やらなければ」を少し減らして、家族との時間や好きなことなど、自分が大切にしたいことへ使える余裕を作る。

そんな暮らしに少しずつ近づけたらと思っています。

好きなことを楽しむために、暮らしを少しシンプルにしています


まとめ|「あとで」を少し減らす

以前の私は、

「やることが終わったら遊ぼう。」

と思っていました。

でも、暮らしている限り、やることはなかなか全部終わりません。

だから今は、全部終わるのを待つのではなく、その日の状況に合わせて区切りをつけるようにしています。

そして、子どもから

「遊ぼう。」

と言われたとき、

「いいよ。」

と答えられるなら、その時間を選ぶ。

毎回できるわけではありません。

長い時間でなくても構いません。

私に必要だったのは、子どもとの時間をたくさん作ることより、

「ちょっと待って」「あとで」を、少しだけ減らすことでした。

子どもが変わったわけではありません。

変わったのは、時間の使い方を選ぶようになった私の方です。

これからも完璧にできるとは思っていません。

それでも、「今じゃなくてもいいこと」と「今だからできること」を考えながら、家族との時間を選んでいきたいと思っています。


この記事が参考になったらシェアしていただけると嬉しいです。
目次